タイヤ編 自動車のメンテナンス

タイヤローテーションの必要性

投稿日:2015年4月12日 更新日:

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自動車のメンテナンス タイヤ編でも書きましたが、タイヤローテーションって本当に必要なんでしょうか?何故、必要なのかを考えてみましょう。

タイヤローテーションは必要なのか?

タイヤローテーションを実施する時期は一般的には5000kmと言われています。もちろん、車種や乗り方または使用状況により、その減り方は全然違います。タイヤの摩耗をスリップサインまで100%使い切るのはしっかりと5000kmおきにタイヤローテーションを行っていれば約20000km走行が目安になります。

現在の乗用車は高級車を除くとFF車が多い事に気が付くのですが、このFF車は前輪で駆動し、舵をとり前方にエンジンを積むことによりフロントタイヤへの負担がFR車に比べて大きいのです。このためにタイヤローテーションをしない場合、前輪は20000kmもたずにスリップサインを迎えることになります。後輪はこのまま後輪に装着していれば20000km以上もつ可能性が高いのですが、前輪だけを先に交換しなければなりません。この前後の摩耗の差を少なくするためにタイヤローテーションは必要なのです。

2本ずつ交換すればいいのでは?

もちろんアリだと思います。しかし、今の平均年間走行距離は約5000kmと少なく20000kmが使用限界だとすると通常4回のタイヤローテーションを行うので約4年間で4本を消費する計算になります。タイヤローテーションを行わない場合、仮に10000kmで前輪の溝が100%消費するとすれば2年間でまず2本ですが再び前輪を交換した場合、4年で4本消費は同じですが残った後輪は既に溝が減っていますし年数による経年劣化も進んでいます。交換したタイヤを後輪に付けてもともと後輪についてあった古いタイヤを前輪に持ってきた場合はどうでしょうか?この場合もすでに後輪で使用していたこともあり溝は減った状態なのでたいして変わりません。

結局タイヤローテーションはした方が良い?

正直どちらとも言えないのが本音ですが長く車を大事に乗りたい人や、年間走行距離の多い人ははした方がトータルコストはかかりませんのでお得になります。逆に年間走行距離が短い人はタイヤローテーションをしてもいいのですが20000kmまでにタイヤ自身が劣化しヒビが入ることによりバーストの危険性が増し、タイヤの溝を使い切る前に交換しないとならない可能性が高いです。

タイヤローテーションも自分でしない限り、作業料金が一回2000〜3000円ほどかかります。車検時にはタイヤを外してからの作業になりますので無料でタイヤローテーションをして欲しいとお願いすればしてくれるかも知れないのでお願いしてみるのもひとつです。

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