自動車保険で使用目的を選ぶときに、
●日常・レジャー使用
●通勤・通学使用
●業務使用
がありますが各項目での保険料の高さや基準を考えてみましょう。
もっとも保険料が高くなる業務使用(リスク高)
これは誰もが分かると思いますが仕事で使うので走行距離も伸びますし使用する時間も長くなるので事故に遭うリスクがもっとも高くなるので保険料も高くなります。年間通して週に5日以上または月に15日以上、業務に使う場合はこれに該当します。商業用のナンバープレート(黒ナンバーや緑ナンバー)では入ることができないので注意を。
それなりに事故リスクの高い通勤・通学使用(リスク中)
通勤・通学だから距離が遠いというわけでは無いですが、やはり通勤・通学という使用目的ということでほぼ毎日の使用と朝夕の交通の多い時間帯での使用になると思われることからリスクはそれなりに高いと言う事で保険料も日常・レジャーよりは高くなっています。これも業務以外の使用で年間通して週に5日以上または月に15日以上、通勤・通学に使う場合は該当します。
使用頻度からもっとも保険料が安くなる日常・レジャー使用(リスク低)
日常・レジャーと言う事で毎日のお買い物や休日だけの使用が想定されるのでリスクが低いと保険会社に判断されて保険料は上記の2つに比べると安く設定されています。上記の2つでない場合は日常・レジャーで設定されるといいでしょう。
※業務使用と日常・レジャーに関しては特に説明はいらないのですが、通勤・通学に関しては多少細かい説明の必要があります。例えば、通勤するご主人または通学する子供を送り迎えするために会社(学校)または最寄りの駅まで奥さんが運転する場合は通勤・通学にはあてはまらない損保会社とあてはまる損保会社もあるのでその辺もよく検討されるといいでしょう。(奥さん自身が通勤・通学をする訳では無いと言う理由です)
最寄り駅への送迎が通勤・通学にあてはまる損保会社
・三井ダイレクト
・アクサダイレクト
・イーデザイン損保
・SBI損保
・チューリッヒ
最寄り駅への送迎が通勤・通学にあてはまらない損保会社
・損保ジャパン日本興亜
・東京海上日動(通勤先、通学先への送迎もOK)
・あいおいニッセイ
・三井住友海上
・富士火災
・セゾン自動車火災(通勤先、通学先への送迎もOK)
・ソニー損保(業務使用しない場合は全てOK)
保育園などの送迎は通勤・通学の送迎にあてはまらないので詳しいことは各損保会社で確認するといいでしょう。